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インタビュー:作図(鉄筋施工図担当)

── 作図

海を越えて築いた信頼と技術。
配筋図のプロを目指すユエンさんの挑戦

プロフィール

設計担当:ユエンさん

ベトナムから来日し、石澤工業の一員として歩み始めてから8年。当初は言葉の壁や文化の違いに戸惑いながらも、今では複雑な配筋図の作成を一手に引き受けるまでになったユエンさん。彼女がいかにして技術を磨き、仲間との絆を深めてきたのか。その軌跡と、仕事にかける熱い想いを伺いました。

派遣から正社員へ。石澤工業で選んだ「生涯の仕事」

——ユエンさんが石澤工業と出会ったきっかけを教えてください。

最初は派遣社員として、この会社で働き始めました。右も左もわからない状態で日本に来て、最初のご縁が石澤工業だったんです。そこで3年間、基礎からじっくりと仕事を教えていただきました。

派遣期間が終わる際、社長から「正社員として一緒に頑張ってみないか」と声をかけていただいたときは本当に嬉しかったです。自分を受け入れてくれる場所がある。そう確信して、迷わず正社員になる道を選びました。それから数えて、今年で入社8年目になります。私にとって石澤工業は、日本での成長を見守ってくれている「もう一つの家族」のような存在です。

「現場の職人さんのために」——図面一枚に込めるこだわり

——現在はどのような業務を担当されていますか?

主に建築の「配筋図」の作成と修正を担当しています。設計図を基に、鉄筋をどのように配置するかを細かく描き出す仕事です。

——図面作成において、ユエンさんが最も大切にしていることは何でしょうか。

一番は「現場での見やすさ」です。図面は私たちが作品として作るものではなく、現場の職人さんがそれを見て実際に建物を作るための「地図」です。新しい現場の図面に取り掛かるときは、まず構造図や設計図を隅々まで読み込みます。この「読み込み」の作業が一番重要で、ここで理解が足りないと、現場で混乱を招く図面になってしまいます。

——1枚の図面を仕上げるのに、どれくらいの時間がかかるのですか?

現場の規模や複雑さにもよりますが、通常は1日半、難しいものだと2日ほど集中して向き合います。細かな修正を何度も繰り返し、ミスをゼロにする。現場の職人さんに「この図面は使いやすい」と思ってもらえるよう、一線一線に責任を持って取り組んでいます。

言葉の壁を溶かした、仲間の優しさと「お昼休み」の交流

——来日当初はコミュニケーションで苦労されたこともあったかと思います。

そうですね。最初は日本語がわからなくて、自分の言いたいことが伝わらないもどかしさがありました。でも、石澤工業の皆さんは本当に温かかった。言葉がたどたどしくても最後まで話を聞いてくれて、丁寧に教えてくれました。

——社内の雰囲気や、働きやすさについてはどう感じていますか?

すごくアットホームです!社長はいつも私たち社員のことを気にかけてくれますし、先輩方も壁を作らず接してくれます。実は、会社が私のために今のマンションを探してくれたんです。職場からとても近いので、お昼休みには一度自宅に戻って、自分で作ったランチを食べることもあります。自分のペースでリフレッシュできるこの環境が、午後の仕事への集中力に繋がっています。

お寿司と仲間と。日本での生活を彩る豊かな休日

——オフの時間はどのように過ごされているのですか?

会社の同僚たちと一緒に過ごすことが多いです。みんなでショッピングに行ったり、美味しいものを食べ歩いたり。私は日本食が大好きで、特にお寿司やお刺身、ラーメンには目がありません。「ここのお店、美味しいよ!」と教え合ったりして、仕事以外のプライベートでも信頼し合える仲間がいることは、日本で生活を続ける上でとても大きな心の支えになっています。

未来へ。さらに頼られる存在を目指して

——これからの目標について教えてください。

配筋図の世界は奥が深く、まだまだ学ぶことがたくさんあります。これからは、より複雑な構造の建物や、難易度の高い案件にもどんどん挑戦していきたいです。「ユエンに任せれば安心だ」と、会社からも現場からももっと信頼される存在になるのが今の目標です。

——最後に、これから石澤工業への応募を考えている方へメッセージをお願いします。

新しい環境に飛び込むのは勇気がいることだと思います。特に海外から来る方は、不安も大きいでしょう。でも、石澤工業には、技術だけでなく、人を思いやる心を持った仲間が待っています。わからないことは、私たちが全力で教えます。ぜひ、私たちと一緒に素晴らしい建物を作っていきましょう!

NOTE

取材後記

インタビューを通じて最も印象的だったのは、ユエンさんが発する言葉の一つひとつに、周囲への感謝が溢れていたことです。

「図面は職人さんのためにある」というプロ意識。そして、自分を支えてくれる会社や仲間への深い愛着。彼女が描く配筋図は、単なる設計データではなく、現場を想い、仲間を想う優しさから生まれる「信頼の架け橋」なのだと感じました。

異国の地で8年という歳月をかけ、着実に根を張り、花を咲かせているユエンさん。彼女の笑顔は、石澤工業が大切にしている「人を育てる文化」そのものを表しているようでした。今後、彼女がさらに大きな現場を動かしていく姿が今から楽しみです。

共に未来を築く仲間を募集しています

石澤工業で、あなたの可能性を最大限に発揮してください。