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代表メッセージ

「街の骨組み」を築き、次世代へ繋ぐ

代表取締役 石澤 拓哉

1992年、バブル崩壊後の逆風の中、家業である石澤工業に入社。経営危機を乗り越え、現在は都内の大規模プロジェクトやナショナルプロジェクトを数多く手掛ける鉄筋工事のプロフェッショナル集団として、業界を牽引しています。

倒産寸前からのスタート。
自分を変えた「現場」での3年間

私がこの会社に入ったのは1992年、24歳の時でした。もともとは土木系のエンジニアをしていましたが、創業者である父が癌を患い、会社の業績も月1,000万円近い赤字を出しているという危機的な状況でした。「なんとか力になりたい」という思いで、家業を継ぐ決意をしました。

入社後、最初に取り組んだのは「現場を知ること」です。あえて厳しい親方の下を志願し、ゼロから鉄筋工事を叩き込まれました。この3年間の現場経験が、今の私の原点になっています。ただ図面を見るだけでなく、それが現場でどう組み上がり、どうお金に変わっていくのか。その「生きた感覚」を肌で感じたことが、後の経営改革に繋がりました。

職人の意識を変えた「疑似請負制」の導入

「疑似請負制」を導入しました。150人ほどいた直営の職人を10〜15名のグループに分け、日給制ではなく「1トンあたりいくら」という出来高制に近い仕組みを取り入れたのです。

「やればやるほど稼げる」という環境を作ることで、職人一人ひとりに経営者意識と、工期やコストに対する責任感が芽生えました。この改革が功を奏し、5年ほどで経営がV字回復。年間2億円の利益を出せる体質へと生まれ変わることができました。

石澤工業の強み:
図面から検査まで、徹底した「フロントローディング」

私たちは、ゼネコンさんから「鉄筋工事のすべて」を任せていただける体制を整えています。図面の作成(CAD)、加工、運搬、そして現場での組み立てまで。

特にこだわっているのが「フロントローディング(事前検討)」です。現場で作業が始まってから問題が起きないよう、経験豊富なスタッフが設計図を徹底的に読み込み、収まりを確認した「生きた施工図」を作成します。

また、最近では女性やミャンマー人スタッフを中心とした「配筋検査チーム」を組織しています。職人が組み上げたものを、第三者の目で厳しくチェックする。この「管理の透明性」こそが、お客様からの信頼に繋がっていると自負しています。

埼玉スタジアム、長野五輪……地図に残る仕事に携わる喜び

「埼玉スタジアム」や、長野オリンピックのスケート場「エムウェーブ」などの大規模プロジェクトは非常に印象に残っています。特にエムウェーブは、広大な敷地に加工機を移設して現場加工を行うという、壮大なスケールの仕事でした。

また、若手時代に担当した大崎駅東口の再開発プロジェクトも忘れられません。当時はまだ珍しかった「逆打ち工法(1階床から上下へ同時に施工する工法)」に挑み、2時間睡眠が数ヶ月続くような過酷な日々でしたが、あの時の経験が、難しい現場をやり抜く自信を与えてくれました。

次世代の職人たちへ。 国籍を問わず「自分を掘り下げる」人を育てたい

現在、石澤工業では海外から来た技能者も多く活躍しています。彼らの中には、10年以上のキャリアを積み、最高ランクの資格(CCUSゴールドカード)を取得するほど優秀な人材も育っています。

私たちが求めているのは、最初から何でもできる人ではありません。「まずはやってみよう」と一歩踏み出し、一つの物事を粘り強く掘り下げられる人です。石澤工業には、現場のプロを目指す道、加工のスペシャリストになる道、そして管理や経営を学ぶ道と、多様な選択肢があります。

鉄筋工事は決して派手な仕事ではありません。しかし、建物が完成すれば見えなくなる「骨組み」だからこそ、そこには嘘のつけない職人のプライドが宿ります。自分たちの仕事が地図に残り、何十年も街を支え続ける。その喜びを、ぜひ新しい仲間と共に分かち合いたいですね。

遊び心も大切に。社員の笑顔が「良い現場」を作る

そうですね、社員には仕事だけでなくプライベートも充実させてほしいと考えています。毎年恒例となっている「社員旅行」はもちろんですが、自慢の一つは「東京ドームの年間シート」です。しかも、食事や飲み物がバイキング形式で楽しめるラウンジ付きの席を用意しています。

社員が家族を連れて野球観戦を楽しんでくれたら嬉しいですし、実はドームの電光掲示板に当社の広告を出したこともあるんです。ファウルの時にパッと名前が出るんですが、それを見た社員や家族が「あ、出た!」と喜んでくれる。そうした社内の盛り上がりが、結果として現場での結束力や士気に繋がっていくと思っています。

社訓に込めた想い:
「共に信頼と繁栄を継続する」

当社の社訓は「英知による品質施工を行い、共に信頼と繁栄を継続する」という言葉です。品質を追求するのはプロとして当たり前。その上で、私たちが最も重んじているのは「人との繋がり」です。

石澤工業には、長年共に歩んできた「石新会」という協力会社のグループがあります。元請けさんとの関係もそうですが、どちらか一方が得をするのではなく、双方が共に繁栄していく関係でありたい。厳しい現場を共に乗り越え、最後にお互い「ありがとう」と笑顔で握手できる。そんな「釜の飯を食う仲間」としての絆を、何よりも大切にしています。だからこそ、当社に関わる職人たちの定着率は非常に高いんです。

MESSAGE

鉄筋工事は「噛めば噛むほど味がする」仕事

建設業界、特に鉄筋の仕事は決して楽なことばかりではありません。しかし、一度この世界にどっぷりと浸かってみると、その奥深さに気づくはずです。私はよく「鉄筋は噛めば噛むほど味が出る仕事だ」と言っています。

図面を読み解き、巨大な構造物をミリ単位で組み上げていく。自分の手がけた仕事が形になり、街の歴史の一部となっていく。この達成感は、何物にも代えがたいものです。

今の時代、AIが多くの仕事を代行するようになっていますが、職人の技と経験、そして現場での臨機応変な対応は、AIには決して真似できません。石澤工業はこれから、単に量をこなすだけでなく、図面作成から施工、管理、検査まで、ゼネコンさんに「石澤に任せれば安心だ」と言っていただける、より高度なプロフェッショナル集団を目指します。

「まずはやってみる」という好奇心と、一つのことを突き詰める探究心を持っている方。国籍や経験は問いません。私たちと一緒に、次世代の街の骨組みを築いていきませんか。あなたの挑戦を、心からお待ちしています。

石澤工業株式会社 代表取締役 石澤 拓哉

共に未来を築く仲間を募集しています

石澤工業で、あなたの可能性を最大限に発揮してください。